関西大学 小論文入試情報（受験生向け）

関西大学を志望する受験生の皆さんへ

関西大学の入試では、学力試験だけでなく、皆さんの思考力、判断力、表現力も重要な評価ポイントとなります。小論文は、皆さんの論理的な思考力や、社会への関心、そして自身の考えを明確に伝える力を測るための試験科目です。

【小論文が課される主な入試方式】

関西大学では、主に以下の入試方式で小論文が課されることがあります。

• 総合型選抜（AO入試）:

  • 学部・学科によって詳細は異なりますが、多くの学部で二次選考として小論文と面接が課されます。文学部（論文評価型）では、長文の論文提出と二次選考での小論文・面接が課されるなど、学部・学科の特色に応じた形式が見られます。社会安全学部でも小論文が課されます。

• 一般選抜（大学入学共通テスト併用型の一部）:

  • 法学部、経済学部などで、大学入学共通テストの成績と個別学力試験（小論文）を組み合わせて合否を判定する方式があります。「現代社会」や「政治・経済」に関するテーマが出題される傾向があります。

• 帰国生徒入試:

  • 小論文と面接により選考されます。

• 社会人入試:

  • 小論文と面接により選考されます。

• 編入学・転入学試験:

  • 英語または数学、小論文、面接により選考されます。

• 外国人留学生入試:

  • 日本留学試験（EJU）の成績に加え、小論文と面接により選考されます。

※ 上記は主な入試方式です。年度や学部・学科、入試方式によって変更される可能性があります。必ず最新の学生募集要項で、志望する学部・学科、入試方式における小論文の有無、および詳細をご確認ください。

【小論文の形式・時間・文字数・配点・評価】

小論文が課される入試方式における形式や詳細は以下の通りです。（※過去の募集要項などを参考にしています。最新情報は必ず大学発表をご確認ください。）

• 形式: 課題文読解型やテーマ論述型、統計資料や英文読解に基づく論述など、入試方式や学部・学科によって多様な形式が見られます。「現代社会」「政治・経済」、あるいは志望学部・学科に関連するテーマが出題される可能性があります。

• 試験時間: 入試方式により異なりますが、90分であることが多いです。（例：法学部・経済学部の共通テスト併用小論文、社会安全学部の総合型選抜など）

• 文字数: 入試方式や設問構成により異なりますが、過去には600字～800字、800字～1000字、あるいは600字程度の記述式問題と600字程度の小論文といった指定が見られます。文学部（論文評価型）では6,000字～8,000字程度の論文提出が求められます。学生募集要項でご確認ください。

• 配点: 入試方式や他の試験科目との兼ね合いにより異なります。共通テスト併用小論文では150点、総合型選抜の一部では小論文180点（面接20点と合わせて200点満点）とされるなど、比較的重要な配点となる場合が多いです。必ず学生募集要項でご確認ください。

• 評価: 主に以下の点が評価されると考えられます。

  • 課題や文章、資料の内容を正確に理解する力

  • 論理的な思考力、判断力、分析力

  • 自分自身の考えや意見を明確かつ説得力をもって表現する力

  • 社会や志望分野に対する関心や問題意識

  • 論理的で一貫性のある文章構成

  • 適切な言葉遣い、誤字・脱字の少なさ

  • 指定された時間・文字数内で的確にまとめる力

【小論文が課されない主な入試方式】

一般選抜（全学部日程、学部個別日程など小論文を課さない方式）、大学入学共通テスト利用入試（小論文を課さない方式）、学校推薦型選抜（システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部など小論文を課さない学部）、SF入試などでは、小論文が課されないことが一般的です。これらの方式では、主に学力試験や面接、書類などが評価対象となります。必ず最新の学生募集要項で確認してください。

【関西入試学院での関西大学小論文対策】

関西大学の小論文は、入試方式や学部・学科によって形式やテーマが多様ですが、共通して論理的な思考力とそれを文章で表現する力が求められます。関西入試学院では、関西大学の小論文の傾向を分析し、志望する入試方式に合わせた効果的な対策を提供しています。

• 関西大学の過去問や傾向に沿ったテーマでの実践演習

• 課題文読解、資料分析、テーマ論述など、多様な形式への対応力養成

• 論理的な思考プロセスと、説得力のある文章構成指導

• 指定された時間・文字数内で完成させるための時間配分練習

• 一人ひとりの答案に対する丁寧な個別添削指導

• 志望理由書作成や面接対策など、他の試験科目と連携させた総合的なサポート

関西大学合格に向けて、小論文が課される入試方式を選択される場合は、しっかりと対策を行うことが重要です。関西入試学院で、あなたの強みを最大限に引き出す小論文対策を行い、合格を掴み取りましょう。

ご質問や詳しい対策内容については、関西入試学院までお気軽にお問い合わせください。