総合型選抜・AO入試・学校推薦型選抜で合格するために大切なこと
【合格への重要ポイント】
1.面接で大切なのは、自分の考えを自分の言葉で語ることです。
・「なぜこの学部や学科を志望したか」
・「入学後何を学ぶつもりか」
・「卒業後や将来の目標は何か」
これらの基本的な問いかけや自らの内面に対して、どれだけ真剣に考えるかで合否が分かれます。
2.大切なのは、興味や関心です。
普段から社会問題や志望分野に関心をもって情報収集し、積極的に考える習慣をつけることで将来に役立つ思考力と問題解決能力が培われます。
3.深く考えることが重要です。
自身の進む進路に対して深く考える知的作業を通して、これから自分は社会に対してどのように貢献すべきかがはっきりと見えてくるはずです。
その上で、しっかりとした内容の志望理由を伝えることが重要です。
4.受験対策の開始時期
自分の将来のための思索や活動は早期開始がキーポイントです。
多くのことを学ぶには、ある程度の期間が必要です。
様々な文献を読み考える時間も必要です。
文章を書くのも時間とエネルギーを要します。
また、学校の学習も非常に大切ですので、十分にゆとりをもって取り組むことで合格率が向上します。
総合型選抜の面接で大切なポイントを記載します。
総合型選抜とは、どのような評価が重視されるのかを以下に記載しますので、大学受験生の方は、ぜひ参考にしてください。
1【高大接続改革】
社会の変化に対応すべく、新たな価値創造のために教育においては、「学力の3要素」が重要となります。
そのため大学選抜試験で評価機基準が見直されます。
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力
3.主体性をもって多様な人々と協働しつつ学ぶ態度
2【大学入学者選抜実施要項の見直し】
(入試区分の名称変更)
1.一般入試 → 一般選抜
2.AO入試 → 総合型選抜
3.推薦入試 → 学校推薦型選抜
3(入学者選抜の見直し)
1.AO・推薦入試での必須化
例:小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目のテスト、資格・検定試験の成績等、又は共通テストのうち、少なくとも1つの活用を必須化する。
2.推薦書において、学習歴、活動歴をふまえた「学力の3要素」に関する評価を記載。
3.一般入試での明確化
調査書の活用を募集要項等で明確化する。
4.一般選抜の評価方法の改善
筆記試験に加え、調査書、志願者が記載する資料(例:エッセイ、面接、ディベート、集団討論、プレゼンテーション、各種大会や顕彰等の記録、総合的な学習の時間における探求的な学習成果の資料や面談)を積極的に活用する。
5.学校型推薦の出願時期
出願は11月以降
合格発表は12月以降
6.教科・科目の試験実施時期
2月1日~3月25日まで
7.調査書や提出書類の在り方
(1)大学入学前に積み上げてきた学習や多様な活動に関する評価の拡充を図る。
(2)その評価が大学教育に十分生かされるようにする。
8.志願者本人が記載する資料の改善点
8-1.課題研究、意欲的に取り組んだ活動
(例:部活動、ボランティア活動、生徒会活動、資格、検定、各種大会、コンクール、留学、海外経験等)
8-2.志望理由書や学修計画書への記載
(a)入学希望理由
(b)学びたい内容・計画
(c)卒業後を見据えた目標等
8-3.各大学は志願者本人が記載する資料を積極的に活用する。
特に総合型選抜や学校推薦型選抜では、これらの資料に関するプレゼンテーションなどによって積極的に活用する。
9.推薦書の見直し
「学力の3要素」に関する評価の記載を必ず求める。その際、生徒の努力を要する点も必要に応じて記載する。
出典:文部科学省資料
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